原状回復工事の価格と相場について
原状回復をするにはもちろん費用が掛かります。現地調査や物件の大きさ、どのような状態になっているかで価格も変動します。それに特に店舗や飲食店、オフィスなどは一般の住宅とは違って、価格も異なります。
まずはそれぞれの工事によってどのように価格が変わってくるのか見てみると、どれくらいの費用がかかるのかが把握できます。一番早いのは良い業者を見つけて見積もりを作成してもらうことですが、その前に世間の相場を把握しておくことも重要です。
価格について
それぞれの工事内容によって価格が変わりますし、利用する業者によって工事の価格も大きく変わってくることがあります。また、建物の大きさや状況によっても変わってくるので一概に「OO万円必要」ということは言えないのが現状です。しかし、ある程度の例があるので、そちらを参考にしてみてください。
事務所（19坪）の場合
この事務所では原状回復を行うことを決め、実際に複数の会社に依頼しています。するとA社では37万円となっており、B者では45万円、C社では67万円となっています。もちろん費用に関しては低く抑えられればそれで良いですが、工事の内容によっても違ってくるので、それぞれの業者と相談して決めていくことが必要となります。
ショッピングモールの店舗（40坪）の場合
あるショッピングモール内の店舗がスケルトン工事を行う場合、A社では130万円としているのに対しB社では165万円となっています。こちらも業者によって、どのように施工するのかなどの方法が違ってくるので費用の変動も大きいです。
相場について
実際にOO万円と表記するとわかりにくいですが、1平方メートル当たりの費用で見てみる方が分かりやすいです。
店舗の場合
店舗型の工事の場合は1㎡あたり5000円から7000円というのが相場となっています。一般小売業からマッサージ店まで、小型店舗の場合は上記の価格が相場となります。
飲食店の場合
飲食店の場合は1㎡当たり5000円から8000円が相場です。こちらに関しても店舗の内装解体工事とそこまで違いはありません。
オフィスの場合
オフィスの場合も他の解体費用と同様に1m2当たり5000円から7000円が相場となっています。
原状回復工事の価格と相場について
実際に原状回復・内装解体工事を行う場合は見積もりを作ってもらうのが良いです。1m2当たり何円かかると言われてもあまりピンとくる人はいないです。見積もりで「OO万円になります」と言われるほうが対策しやすいので、問い合せでまずは見積もりしてもらうのが効果的です。
見積もりや調査に関しては無料で行ってくれる業者が多いので、最寄りの業者に依頼して費用の計算をしてもらいましょう。もちろんこの時、一つの業者だけでなく複数の業者に見積もりを出してもらうと比較しやすいので、最低でも2社から3社の見積もりを用意しましょう。
基本的に解体の相場というのは安定しています。その価格を大きく超える業者などがいた場合は避けましょう。上記の相場内容を参考にしてください。
